column


第187回/ん?また、総選挙

来月、衆議院選挙が行われることになりました。
前回の総選挙は、2024年10月。
たった1年3ヵ月で衆議院議員が入れ替わることに、幾分の戸惑いを覚えます。

主権者たる国民が、多大なエネルギーや時間を掛けて選んだのです。
報道も選挙一色になります。
多くの税金も投入されます。
選ばれた方々には、任期中、信じる仕事をやり抜いて頂きたいです。

昭和最後の総理、竹下登首相は「歌手1年、総理2年の使い捨て」と詠み、ご自身も2年足らずで退任されました。
西暦2000年代には、毎年のように総理大臣が代わっていた時期がありました。
私は、国会議員や総理大臣というポジションを、軽いものにはしたくありません。

一方、選挙は民主主義の根幹であるのも事実です。
恐らく私がこんな気持ちになるのは、先日の前橋市や伊東市、その前の岸和田市や兵庫県…といった、地方政治における「リコール→退任(または解散)→選挙」という流れがあまりに多くて、その馬鹿馬鹿しさに厭気が差していることにも起因します。

音楽家は、いくらレッスンが忙しくても、「どんな音楽を提供するか」で真価が問われる筈です。
政治家の皆さんには、いくら選挙が忙しくても、「どんな社会を作りたいのか」という原点を忘れて欲しくないです。
現代の可視化された世の中、多くの人たちはそれを見ている筈ですから。

= 2026/01/20 杜哲也 =

this page in English
column page top
website top